【勘違い?】新しく買った鍵盤ハーモニカのホースが短い!?前のはもっと長かった!
鍵盤ハーモニカの唄口は、立奏用のホースがついていない吹口のみのものと、卓上で弾くため用のホースが付いている唄口がよく知られていますが、このホースがついている方の唄口について購入した人がよく抱く感想があります。
それについて勘違いなことがあるのでここでしっかりお教えしたいと思います!
鍵盤ハーモニカはご存知のように、息を吹き込んで鳴らす楽器です。
メーカーによって商品名が異なり、ヤマハの鍵盤ハーモニカはピアニカ、スズキの鍵盤ハーモニカはメロディオンなどと呼ばれます。
唄口は消耗品で特にホースは破損する事が多いので買い替えは必ず行うと思います。
そのホースを購入した方の何割かがおっしゃることなのですが
- いままで使っていたホースのよりも短い!
- 長いホースに交換してくれ!
- 長いホースがほしかった!
- 子供に新しいホースが短いと言われた!
といった、購入したものがいままでのものよりも短いといったものです。
長い唄口ホースを探してこのページにたどり着いた方!よくご確認ください!
以下のことが参考になるかもしれません!
そもそも唄口の蛇腹の長さは選べるの?
たとえばスズキのメロディオンの唄口には沢山の種類がありますが、長さで種類が分かれていることはございません。
どのメーカーの卓奏用唄口には長さの異なる製品はなくすべてワンサイズのみになります。
ただし、ゼンオンの鍵盤ハーモニカピアニーについては、フリーホースという製品があり、こちらは長さを自由に変更できるといった特殊な製品になります。
ここではこれは例外という扱いをさせていただきます。
基本的に各メーカーの鍵盤ハーモニカの唄口の蛇腹には長い短いの選択肢はございません。
ではなぜ「前より短い」という声が上がってくるのか。
なぜ新しい唄口ホースは短いのか
新しく買ってきた唄口ホースと、今まで使っていた唄口ホースを並べて比べてみても確かに長さが違うということがあるかもしれません。
しかし、それは同じ鍵盤ハーモニカの唄口ホースなんです。
実は、新しく買ってきた唄口ホースが短いのではありません。
いままで使っていた唄口ホースが長いのです。
ではなぜ今まで使っていた唄口ホースが長いのか。
それは
ただ単に蛇腹が伸びてしまっているだけです!!
長い間演奏することによって、そして引っ張ってだんだん蛇腹がのびていくのです。
しかも男の子など学校でホースをぐるぐる振り回して遊ぶような子もいらっしゃいませんか?
あれは遠心力で一発で伸びちゃいますね!
そういったことの繰り返しで、使用した唄口の蛇腹はしだいに伸び、新しいものと比べるとだいぶん長さの差が出てくるのです。
これが、唄口ホースの長さが異なる現象の正体なのです!!
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