リコーダーのバロック式とジャーマン式の違いって?
学校の授業などで多くの人が演奏する機会があるリコーダーですが、知らないとほしいタイプのリコーダーと間違って購入する可能性がある箇所がございます。
小学校で使用しているリコーダーは「ソプラノリコーダー」という音域のもので、昭和から令和のいまでも学校教育で使用されてきました。
リコーダーにはバロック式とジャーマン式という2種類のタイプがございます。
この「バロック式」と「ジャーマン式」間違って購入する人もいますのでここではリコーダーのバロック式とジャーマン式の違いを記載したいと思います。
ご購入の参考や疑問の解消になれば幸いです。
学校で販売されるものを買えばまず間違いないと思いますが、安いネットで購入を考えている人は違いを知り間違わず買う必要がございます。
バロック式とジャーマン式の違い
ソプラノリコーダーには「バロック式」といわれるタイプのものと「ジャーマン式」と言われるタイプのものの2種類があります。
この2種類のリコーダーは「運指」が異なります。
「運指」とは、指の運動と書かれているように演奏するうえでリコーダーの穴を押える動きのことをいいます。
リコーダーは押さえる穴の組み合わせで音を奏でます。
これが「運指」です。
このリコーダーの「運指」がバロック式とジャーマン式では異なります。
異なる「運指」は「ファ」の音です。
ドレミファの「ファ」です。
ここが違います。
バロック式とジャーマン式は「ファ」の押さえ方が違うのです!
リコーダーの「ファ」の音がおかしい!原因は!?
購入したリコーダーを吹いたら「ファ」の音がなんだか少しズレているような気がする。
「ファ」の音が違和感がある。
そんな時はほしいリコーダーが間違っているかもしれません。
ここまで順番で読んでいただいた方はわかると思いますが、ほしいリコーダーの「バロック式」と「ジャーマン式」を間違って買っているケースです。
購入したリコーダーを確認してください。
学校で使われているのはなに式?
バロック式の特徴
多くのリコーダーがこのバロック式です。
リコーダーをガチでやる人はコチラのバロック式を使っていると思っていいかと思います。
バロック式で覚えれば学校教育以外のリコーダーの楽しみが広がるかもしれません。
ジャーマン式の特徴
絶対という決まりはないと思いますが、学校で一番初めに習うリコーダーはジャーマン式のリコーダーを使うと思います。
ジャーマン式のリコーダーは「運指」が優しく並んでいるのが特徴です。
ドレミファソラシドと音階を奏でるとき、単純に抑えている指を順番ずつ解放していくような「運指」になっています。
難しいことをいっこ抜きにしてリコーダーで授業を進めることができますね。
あえて雑に言ってしまいますが、
「ジャーマン式」は運指が簡単だから採用している学校が多い。
と思います。
もちろん、学校によっては正統派運指の「バロック式」を使っているとこもあると思います。
必ず授業で使うリコーダーの種類を確認して楽器店で購入してください。
バロック式とジャーマン式はどちらがいい?
結局どっちを買えばいいんだい!?
もちろん使いたい人の環境によりけりなのですが、
多くの学校で使われているのが「ジャーマン式」
個人でリコーダーを楽しみたい人は「バロック式」
こういった点を参考にしていただければまずはいいのではないかと思います!